2010年10月22日
【DHMOの話】
DHMO(Dihydrogen Monoxide:一酸化二水素)とは、
水酸と呼ばれ、酸性雨の主成分である。
温室効果を引き起こす。
重篤なやけどの原因となりうる。
地形の侵食を引き起こす。
多くの材料の腐食を進行させ、さび付かせる。
電気事故の原因となり、自動車のブレーキの効果を低下させる。
末期がん患者の悪性腫瘍から検出される。
その危険性に反して、DHMOは頻繁に用いられている。
工業用の溶媒、冷却材として用いられる。
原子力発電所で用いられる。
発泡スチロールの製造に用いられる。
防火剤として用いられる。
各種の残酷な動物実験に用いられる。
防虫剤の散布に用いられる。洗浄した後もDHMOは残留し、産物に悪影響を与える。
各種のジャンク・フードや、その他の食品に添加されている。
2003年にはアメリカ・カリフォルニア州アリソ・ビエホ市の議会で、担当者らがDHMO規制の決議を試みるたが、決議自体が中止になっている。
DHMOは無色、無臭、無味であるが、毎年無数の人々を死に至らしめている。殆どの死亡例は偶然DHMOを吸い込んだことによるが、危険はそれだけではない。DHMOの固体型に長期間さらされると身体組織の激しい損傷を来たす。DHMOを吸入すると多量の発汗、多尿、腹部膨満感、嘔気、嘔吐、電解質異常が出現する可能性がある。DHMO依存症者にとって、禁断症状はすなわち死を意味する。
日本政府も早急に手を打ってほしいところである。
さて、このDHMO(Dihydrogen Monoxide:一酸化二水素)の正体に気付いた頭脳明晰な人はいましたでしょうか?
意図的に回りくどく書かれていますが、すべて本当の事です。
では、DHMOがなぜ規制されないのか…
答えは下にあります↓
1997年、14歳の中学生がこの「告発文」をつかって、アイダホの科学博で行われたコンテストにある研究結果を発表。特賞を獲得したそうです。研究の題目は「だまされやすさの研究」。同級生50人に上の文章を読ませ、"DHMO"規制に賛成するかどうかをアンケートしたもの。すでにお気づきのようにDHMOとは単なる「水」のことで、大仰、かつうまく的をはずした書き方でその危険性を告発するようなジョークに仕立ててあるわけですが、じつに50人中49人までがDHMOなる物の危険性に目覚め、何らかの行動を起こす必要性を訴えたとか。
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Posted by つかぼ at 02:17│Comments(0)
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