2010年04月21日

【筋肉と腱の話】

筋力の話をする時に避けては通れないのが『腱』です。

アキレス腱とかの『腱』です。
(アキレス腱だけは他の腱とは少し違うんですけどね…)

『腱』は筋肉と骨とを繋いでいるもので,筋肉を包む膜(筋膜)の延長の組織です。

筋肉とは違って自分で伸びたり縮んだりする事はできないが,伸ばされたら縮むゴムのような組織でできています。

特種な競技のボディビルを除く『スポーツ』にカテゴライズされるものは,全て筋肉だけではなく腱を上手に使っています♪

普通に筋に力を入れるよりも,1度筋や腱を少し伸ばしてから力を入れると普通に力を入れるよりも大きな力を発生させる事ができます!

これには『伸張反射』という反射も関係してくるのですが…

SSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)と言う技術がこれにあたります。

小難しく書きましたが,普段何気なく使っている技術でもあります。

座って居眠りしてる人がコックリコックリしてるのもSSCだし!

椅子から立ち上がる時に『よいしょっ』って反動をつけるのもSSCです。

野球のピッチャーとかは,このSSCを足→腰→胸→肩→腕→指と,うねり上げながら物凄いスピードでボールを投げます!

この力の伝達が上手なイチロー選手は,レーザービームも発射できる,スイングスピードも速いのでヒットも量産できるんだそうです。

バドミントンとかのリアクションステップもSSCですね♪

SSCを意識すると,力ばっかり入れた無駄な身体の使い方の改善ができるかもしれませんね♪

ボクも頑張ろうと思います。

1度伸ばして力を入れる!ですよ♪


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Posted by つかぼ at 13:09│Comments(0)スポーツ
 
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