2010年08月11日
【成長ホルモン(筋)の話】
前回は成長ホルモンが骨の長軸の成長に関与する!的な話をしましたが…
今回は筋肉に作用する成長ホルモンの話をしたいと思います。
成長ホルモンは骨の成長だけではなく、筋肉・心臓・膵・肝・腎など身体の色々な器官を増殖・肥大させてくれます♪
直接的ではなく、肝臓に作用して合成・分泌されるポリペプチド成長因子の『ソマトメジン類』が作用させてるそうです…
筋肉はどんどん細かくしていくと筋線維>筋原線維>筋節となり、筋節にはアクチンとミオシンという線維が平行に並んでいてこのアクチンミオシンが並進運動する事で筋肉は伸び縮みするわけです。
筋肉は運動をすると目に見えないレベルでブチブチと切れています!
その切れた部分の修復の促進を成長ホルモンがしてくれるのです♪
破壊と修復の繰り返しで筋肉はどんどん肥大していくわけです♪
ではその成長ホルモンはどうやって分泌させるかというと…
『寝る子は育つ』って聞いた事あるませんか?
そうなんです、眠りについて30分ぐらいで成長ホルモンが分泌されはじめて、それから3時間ぐらいが成長ホルモンが一番大量に分泌されるようです♪
あと、運動して筋肉を微小断裂させたり乳酸をためる事で成長ホルモンの分泌は高まるそうです。
スロトレや加圧トレーニングは筋肉内に乳酸を大量に発生させる事で、脳下垂体から大量に成長ホルモンを放出させる化学物質系の筋トレですね♪
なので、運動して3時間寝る!というのが一番成長ホルモンをたくさん分泌させる方法ではあります。
が、もちろん中枢神経系を休ませるには3時間では足りませんけどね…
ので、とれるのであれば『昼寝』を1時間ぐらいできたら成長ホルモンも分泌されて良いと思います♪
ちなみにボクは1時間の昼寝を心がけています。
Posted by つかぼ at 02:14│Comments(0)
│スポーツ