2015年06月06日

【無酸素運動と通風の話】

【無酸素運動と通風の話】
上間治療院
6月のお休み!
毎週月曜日と第一日曜日(7日)と、個人的な予定で第三日曜日(21日)がお休みになります。

すぐに運動と通風の関係を書くつもりだったのに、なんだかんだ一ヶ月も経過してしまいました。
もう少し頑張ってみますw

さて、通風の話に戻したいと思います。

どうやらスポーツ選手、とくに無酸素運動系の選手に通風持ちが多いらしいんです。

プリン体の多い食物や飲み物からの摂取以外に、糖質代謝の副産物としてプリン体が体内で生成されてしまうのが原因で通風になってしまうそうなんです。

無酸素運動というのは、有酸素運動とは違って短距離走や瞬発系のスポーツや、筋トレとかの強度のレジスタンス運動の事です。

簡単に言うと『息を止めてガァー!ってフルパワーを出す系』の運動の事です。

無酸素運動をする時にATP(アデノシン3リン酸)を分解してエネルギーを取り出すのですが…
その時にATPに含まれるプリン体が尿酸に変化してしまうらしいのです。

この無酸素運動系は乳酸も生成しますが、その乳酸が尿酸の排出を抑制してしまうのです。
さらに、スポーツをして汗をかくと、体内の水分量が減って体内の尿酸濃度が高まってしまい結晶化しやすくなって通風結節を作ってしまって…

イタタタタァ…
になってしまうんだそうです。

長嶋一茂さんが現役の時にも通風持ちだったらしく、スパイクの親指が当たる所が痛いからと、そこだけ穴あけて履いていたってエピソードを聞いた事があります。
まぁ、長嶋一茂さんは贅沢もしてそうですが…

さて、次回は男の病気とされている通風ですが、女性も通風になるそうなので…
その辺の事を書いてみたいと思います。

では、最後まで読んでくれてありがとうございます。


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Posted by つかぼ at 02:02│Comments(0)健康豆知識
 
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