2010年06月18日
【肘内症の話】
幼児・小児期に子供の腕を引っ張った時に肘の輪状靭帯(りんじょうじんたい)から撓骨頭(とうこつとう)が外れてしまう症状です!
幼児・小児期は撓骨頭の頭の部分がちゃんと出来上がってないので、輪状靭帯から抜けてしまうのですが…
脱臼というわけではないのです!
なので、接骨院では保険請求できないとか聞いたような…
小学生になる頃には撓骨頭は出来上がるので外れにくくなります。
ので、そんなに心配しないでも大丈夫です♪
肘内症の子供は腕全体をだらんと垂らして動かさなくなるので、肩を脱臼したと勘違いして整形外科や接骨院に連れてくる親も多いそうです。
関節が膨れたり、熱くなったり、赤くなったりという症状はないみたいですね♪
この『肘内症』は子供が道に飛び出そうとした時や、言う事を聞かない子供の手を急に引っ張った時など親が受症原因になる事も多いと思いますが…
親が過剰に自己嫌悪に陥る事はないですよ!
撓骨頭が出来上がってないので外れやすいだけですから!
ただ、肘内症は痛いし、クセになりやすいので外れないように注意はした方がいいですね。
整復されたらコキっと小さな音がして、もう普通に動かせるようになるそうです。
痛い方の腕を上げられたら無事に整復された証拠なので、大好物のお菓子を頭の上でぶらつかせて、痛い方の手で取れたら完璧です♪
この『肘内症』は整復と同時に痛みがなくなるので、『この先生凄い!』と思わせるにはもってこいらしいんです!
最近友達の子供が『肘内症』らしき症状で、うちのワイフ(看護師)に電話してきてたのですが…
看護師さんよりは柔道整復師であるボクにコンタクトとってきて欲しかった…
オペするような外傷ではないので、ワイフ(オペ看)よりもボクの方が詳しいはずなのに!
まぁ、日頃の行いのせいですかね?
もう少し頑張ってみようと思います☆彡
Posted by つかぼ at 03:50│Comments(0)
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